デザインとは何か、答えを探されてる皆さまこんにちは^^
このブログのタイトル「デザインの言葉」は、「デザイン」というもやっとしたものをしっかりと捕まえたくて付けたタイトルです。最近良く耳にする「言語化」というコンセプトですね。
「言語化」が浸透するはるか以前に付けたので、「先見の明があったな」と自画自賛したいところですが、実は大学の最初の授業で、教授の発した以下の問いが原点です。
「デザインとは何でしょうか」
当時の教授の説明は(恐らくは意図的に)明快ではなく、諸君もこの答えを探してみよ、というものでした。この問いは、入学したてのふわふわした私たちの脳内をさーっと抜けて行くはずの、儀礼的なオリエンテーションの一部でした。ですので一度は忘れたのですが、時間が経つにつれて印象深い光景として記憶されるようになりました。(「記憶」の仕組みを考えますと、事実からは相当変容していると思います。)
以後、著名なデザイナーの「デザインとは○○○」というエピソードを聴くたびに記憶していきました。ピント来るものもさっぱり分からないものもありましたけれど、それ自体愉快なことでした。
そして。
私自身の答えを持つようになりました。
一言で言うと
「デザインは贈り物」
行為をかみ砕いて言うと
「自分以外の誰かのために創意工夫する事」
時々振り返って吟味しますが、今のところこれ以上の表現は見つかっていません。
ですが、もうちょっと平易でかつ芯を捉えた言葉があったら、、と思っています。
それから、「ビジネスとしてのデザイン」という見方だと、上の表現はもの足りないところがあります。企業にとっての価値とか、問題解決の力強さとか、そういうところですね。これも宿題です。
そこで、先人の言葉をあらためてなぞって見よう、と思っています。
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