ダメマシンクリニック81【ミュンヘンの公衆トイレ:軽度の表示失調】
2018-05-09


みなさまこんにちは!

ゴールデンウイークが開けたら途端に雨と寒さ、みなさま体調にお気をつけくださいね。

さて、今週のダメマシンクリニックはこちら、3月に訪れたミュンヘンの観光施設で入ったトイレです。ミュンヘンではダメ出しをほとんど見かけませんでしたので、貴重(?)な例です。

ダメマシンクリニック81【ミュンヘンの公衆トイレ】

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ダメ出しされているとは申しましても、ごく控え目にされています。

近づいて見てみましょう。

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スイッチの方に、
1:表示(ドイツ語で「ライト」)
2:表示(管理番号と思われる)

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ドアには、
3:誘導(ドイツ語と英語で「引く」)

「ライト」(1)とダメ出ししていることからは、このスイッチの形や位置などの「あり方」が、このあたりの一般的な利用者にとっては「わかりにくい」と言えるかもしれません。
しかし、これはスイッチとしては普通ですし表記もごく小さいことから、わかりにくさへの対処(=ダメ出し)というより、「表記がある方が正常」という感覚からの処置かもしれません。
さらに、管理番号と思われる表記(2)を付加する際に、ついでのこととしてほどこされた「親切な表記」のように見ることもできます。
・・・本当のところはいかがでしょうか?ミュンヘンではほとんど見ることのなかったダメ出しですので、こと細かに思い巡らせてみました。

「引く」(3)の表記が正面に立った時にみえる位置にされています。日本的な感覚では取っ手の上に設置されそうですが、この位置の方がドアの前に立った人の姿勢が綺麗ですね。


【診断】

スイッチの表記の理由はともあれ、ダメ出しした方の「あった方か良い」との判断に沿いまして軽度の表示失調と診断します。
また、ドアの表記はドアノブの

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