ダメマシンクリニック81【ミュンヘンの公衆トイレ:軽度の表示失調】
2018-05-09


形態のアフォーダンス(シグニフィア:回す)と、操作(引く)が干渉している場合は干渉障害を疑いますが、今回は診断を保留しておきます。


【処方】

では、処方です。ライトの処置は現在のもので充分ですので、追加の処方はいたしません。貼り替えの際は英語表記に変更して、水平を意識するとよいでしょう。



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ミュンヘンでは5泊しましたが、見かけたダメ出しはこのトイレとホテルのエアコンくらいでした。町中のシステムはアナウンスを含めて少なめでしたが、私はこれを「情報がなく不親切」と感じるより「静かで見晴らしが良い」と感じました。実際にシステムが合理的で理解しやすいため、それほど不便なこともありませんでした。
良く言われることではありますが、町の中にいて「受動的でいられること」と「能動的に動く必要があること」の差なのかもしれません。
個別に様々な工夫があることで、返って複雑化してしまっている私たちの街並みと、ついつい比較してしまう滞在となりました。



ダメを憎んでマシンを憎まず。
ダメマシンクリニックからは以上です!

No.81
対象:ミュンヘンのトイレ
設置場所:ドイツ ミュンヘン ニンフェンブルク城
報告者:有限会社ディーエムシー
報告日:2018.5.9
症例:軽度の表示失調
ダメ度:-(応急処置で対応可)
応急処置:追加表示


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