ダメマシンクリニック44【トイレドアのロック:表示失調および誘導不全の疑い】
2016-09-02


みなさまこんにちは!

9月になりましたね。年を追う毎に感覚時間が短くなるといいますが、私はなぜかこの夏がとても長く感じられました。秋の始まりから年末年始のにぎわいまで一気に進むのが常ですが、今年はどうなるか、、ちょっと楽しみにしております。

さて、今週のダメマシンクリニックはこちら、横浜のジェラテリア、トイレドアのロックです。

ダメマシンクリニック44【トイレドアのロック】

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トイレドアの内側からかけるロックです。ドアは引き戸タイプで、左が施錠(ロック)された状態、右が解錠(オープン)された状態です。

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詳しく見てみましょう。
1:表示(施錠)
2:表示(解錠)

鍵をかける/外すだけのシンプルな操作ですが、追加表示が必要と感じて追加されたのでしょう。追加表示をなくして見てみましょう。

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いかがでしょう。
(お時間があれば、一度何か別のことをなさった後にご覧になってみてください。)

どちらがロックかを確信を持って感じ取れる方は少ないと思います。
私自身はなんとなくではありますが、右の方が「ロック」に見えます。

一般的にはどちらなのでしょうか。
「トイレの内鍵 引き戸」で検索したところでは似たようなロックは見つけられませんでした。(なお、「赤」表示で施錠を表しているものが多い印象です。また回転式は水平がロックが一般的なようです。)

そこで国際標準(ISOIEC)のシンボルマークを確認してみます。

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上二つが錠、下がドアの開閉のシンボルマークです。
左右を対比してみますと、左側の「ロック/クローズ」は、、
 閉じた

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