みなさまこんにちは!
ゴールデンウィーク初日の横浜はちゃんと雨が上がりました。強めの風に揺れる新緑が綺麗です。
さて、ダメマシンクリニック、続いての症例はこちらです。
前回に引続き、横浜駅の同じ地下駐車場に設置された精算
機です。
ダメマシンクリニック26【駅地下の駐車場精算機】
出口精算機ではなく、施設との接続口に設置してあるものですね。
マシンの上に細かい注意書きがあります。見上げて読むには文字が小さいです。
操作部周辺は混沌としておりますね・・・
詳しく見て見ましょう。
1:表示(インターホン)
2:表示(駐車券・サービス券・回数券)
3:表示(クレジットカード)
4〓5:表示(1000円札用)
6:注意書(取り消し後の清算について)
7:注意書(他のお札について)
もともと多数の要素があるところに、ダメ出しが多数されていますね。
皆さまもお感じのことと思いますが、もともとの配置がバラバラです。
ただ整っていないだけでなく、操作手順(駐車券挿入→支払い→受け取り)との関連が乏しく、また「支払い」方法の選択肢が散在しています。
これは「ひとつひとつの操作の度に、次はどこを触るべきかを探す」ということを強要してしまいます。これが混沌の原因でしょう。
【診断】
駐車券挿入口やコイン投入口などの、各モジュールの配置が操作を考慮したものになっていないことから「配置失調」と診断します。
【処方】
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