ダメマシンクリニック19【シェアオフィスのコーヒーマシン(1/2):誘導失調-診断編-】
2016-03-11


ここで選べる飲みものは「コーヒー」「ココア」「フレーバーティー」の5つ。
ココアを試した際は、抽出時の飛沫と溶け残りが気になりました。

Mさんからは「使いづらい」「失敗しそう」という感想を頂きました。具体的には「値段が判りづらい」「画面が見づらい」「パックの入れ方が判らない」「コップの置き方が判りづらい」といった点が気になったとのことでした。
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こちらのマシン、管理者からのダメだしは価格表示のみですが、Mさんや私自身が実際に使用した状況から、加療が必要と判断します。


ダメマシン19【シェアオフィスのコーヒーマシン-診断編-】

どのあたりが「使いづらい」「失敗しそう」と感じさせてしまうのでしょう、順番を追って見て見ましょう。

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まず、最初に注目される液晶画面ですが、コントラストが低めの小さなカタカナ文字のため、大変見づらくなっています。
ここで使われているオレンジのバックライトは、かつて輸入車などに良く見られましたが、日本人には不向きと言われる避けられることがあります。

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理由は分かりませんが、画面には価格表示がないため、コイン投入口に追加の表示がされています。このことは「画面内にすべての情報があるとは限らない」というメッセージになっています。

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「クレジット」は英語圏では問題無いと思いますが、日本語圏では判りづらいと感じる方は多いでしょう。例えば「投入金額」のように平易な言葉になっていないことも判りづらさを助長しています。

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文字の小ささからボタンとの距離が遠く感じられます。

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文字で「パックヲイレテドアヲシメテクダサイ」と表示された後、イラストが表示されます。ドア(カバー)の内側のイラストは正しい角度ではありますが見づらい印象です。
また、あとから表示される画面のイラストは

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