暗い照明
2009-10-01


禺画像]
上海に長く赴任してらした方がおっしゃっていたのですが、上海でマンションの窓の明かりを見ると日本人かどうかが判るそうです。曰く、日本人の家の窓は明るくて青白いから。
日本の家の明るさは、仕事も勉強も出来る明るさで、勤勉の証だとおっしゃる方もいました。

このお話と似たような事を聞かれた方、また実感された方は多いことと存じます。私も初めて欧州を旅行した時、飛行機から見える街の明かりが思いのほかほの暗くて黄色かったことを覚えています。レストランも最初は暗過ぎて不便だと感じました。

でもこの暗さが、慣れてくるといいんですよね。学生の頃、古民具を研究されている方に「囲炉裏の火が家族の会話には必要だった」と教わりましたが、今はその意味がわかるように思います。
売り場でも以前よりも落ち着いた明かりが好まれるようになったと聞きます。暮らし方が変わってきているのでしょう。
[デザイン]
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