反応パターンと生物感
2024-09-04


みなさまこんにちは^^

昔ソニーがAIBOを出したころ、ホンダのアシモとあわせて未来感が凄かった記憶があります。AIの話をしていたら思い出しました。

ここに搭載されていたAIは、入力と出力の反応パターンを記述したものだと、当時の記事で読みました。(詳しい方がいらしたら間違いご指摘くださいm(__)m)

この「反応パターンのみで動く」というのは、脳で考えずに脊髄で反射するような神経回路にたとえられ、それを揶揄して「コックローチAI」などと書かれたりもしていました。

今のAI技術の主流の機械学習も、理論思考ではなく、入力した膨大なデータから確率の高い出力を出しているものだそうなので、「めちゃくちゃ精度の高い反応パターンの集合」と捉えると、AIBOの持っていた「生命感」は、この「反応パターン」なのかな、、と思います。

ちなみに、UIデザインではこの「反応パターン」はメンタルモデルの構築のためにはとても大事なものです。ここが良く出来ていると気持ちよさを感じたり愛着が沸くのですね。
良く考えますと、シンプルな反応パターンにも生命性を見てしまう「人の認知」の面白さですね。
[感覚]
[仕組み]

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