世界モデルと身体性
2024-08-30


みなさまこんにちは^^

頻繁にAIについて話題にしております。
専門家ではないのですが、新しい技術についての興味と好奇心、それから「もしかしたらデザインに必要かもしれない・・・」という心配(?)から、理解度が浅いまま書いていることを自覚しつつ失礼いたします。

先週、AIについて2つの記事が目に止まりましたのでご紹介します。

ロボット設計に革命の「異世界転生」技術が凄すぎた!ホリエモンが千葉工業大学fuRoを訪問

中島聡氏が見つけた「AIブーム」の伸び代。「GPT-4oは小学生でも解ける問題を間違える」からこそ「世界モデルを持つLLM」に投資資金が流入する

ひとつめは、センサーのない犬型ロボットが上手く移動出来るようAIで学習させる話です。バーチャル空間で4096台のロボットを2万世代訓練して、それをリアルに転用させる技術(「異世界転生」と呼んでいます)の紹介で、ポイントはAIが身体を持たないことを補完できる、ということ。知能の身体性についての話は面白いです。

ふたつめは、会話型AIも身体を含めた物理空間(「世界モデル」と呼んでいます)を持っていないので、そこが全然だめだし、だからこそ伸び代があるという話です。

どちらも「AIと物理空間とを繋げる話」で、ここが次のトレンド、ということなのでしょう。
動画でも言及されていますが、自動運転のような高度な空間認知と運動神経を要する作業のAIは、これからが本番ということなのでしょうね。(そういえばドローンが目標物手前のビルが関知出来ず追突したニュースがつい先日もありました。)

機械が自身の身体性を認知し、物理空間で知能をアップデートするようになったらそれはもう生き物に、少なくとも外観上は生物と区別がつかなくなるかもしれませんね。
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