デザインで飛躍を企むみなさまこんにちは^^
前回、UIは記憶の外部性を上手く使うというお話をしました。読み返してUIだけでなくデザイン全般にとって、「記憶」はとても大事なことだと思い直しました。
そこで、「記憶」について現在の正しい知識をおさらいします。
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保持時間に基づく記憶の分類
【感覚記憶】*1
最も保持期間が短い記憶。
各感覚器官に特有に存在し、瞬間的に保持されるのみで意識されない。
【短期記憶】*1,2
保持期間が数十秒程度の記憶。
一度に保持される情報の容量の大きさにも限界がある。
【長期記憶】*1,2
短期記憶に含まれる情報の多くは忘却され、その一部が長期記憶として保持される。
保持時間が長く、数分から一生にわたって保持される記憶。量の大きさに制限はない
【即時記憶】*3
情報の記銘後すぐに想起させるもので、想起までに干渉を挟まない。
【近時記憶】*3
即時記憶より保持時間の長い記憶。
情報の記銘と想起の間に干渉が介在されるため、保持情報が一旦意識から消える。
【遠隔記憶】*3
近時記憶よりもさらに保持時間の長い記憶である(〜数十年)。
*1は心理学領域の区分
*2は動物実験生理学領域の区分
*3は臨床神経学領域の区分
内容に基づく記憶の分類
長期記憶は内容により、陳述記憶と非陳述記憶に大別される。陳述記憶はイメージや言語として意識上に内容を想起でき、その内容を陳述できる記憶である。宣言的記憶とも。一方、非陳述記憶とは意識上に内容を想起できない記憶で、言語などを介してその内容を陳述できない記憶である。非宣言的記憶とも。
【陳述記憶】
陳述記憶にはエピソード記憶と意味記憶(知識)がある。
<エピソード記憶>
エピソード記憶とは、個人が経験した出来事に関する記憶で、例えば、昨日の夕食をどこで誰と何を食べたか、というような記憶に相当する。
その出来事を経験そのものと、それを経験した時の様々な付随情報(時間・空間的文脈、そのときの自己の身体的・心理的状態など)の両方が記憶されていることを特徴とする。
<意味記憶>
意味記憶は知識に相当し、言語とその意味(概念)、知覚対象の意味や対象間の関係、社会的約束など、世の中に関する組織化された記憶である。例えば、「ミカン」が意味するもの(大きさ、色、形、味や、果物の一種であるという知識など)に関する記憶が相当する。その情報をいつ・どこで獲得したかのような付随情報の記憶は消失し、内容のみが記憶されたものと考える。
【非陳述記憶】
非陳述記憶には手続き記憶、プライミング、古典的条件付け、非連合学習などが含まれる。
<手続き記憶>
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