ダメマシンクリニック23【信金のATM:表示失調】
2016-04-08


みなさまこんにちは!

昨夜、近くの川面に浮かんだ花筏が綺麗でした。予想に反して嵐にも耐え、今週末の横浜は桜の散り際を存分に楽しめそうです。

さて、今週もダメマシンを見て行きたいと思います。
今回の症例はこちら、横浜市内の信用金庫のATMです。タッチパネル式のATMは普及して時間が経っておりますが、今だにダメ出しされてしまうこともあるのですね。

ダメマシン23【信金のATM】

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別々になっている、硬貨投入口と紙幣投入口にダメ出しされています。

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詳しく見て見ましょう。
1:表示と注意書き(硬貨専用であること)
2:表示(紙幣)
3:注意書き(紙幣専用であること)
4:所有者の表示

表示からは以下の状況が推察出来ます。
・紙幣投入口に硬貨を入れてしまう。
・硬貨投入口に紙幣を入れてしまう。
・電卓を持ち出す人がいる。

これらがどれほどの頻度で起きているのか判りませんが、業務の遅滞や損失があるのでしょうね。

電卓はモラルの問題ですのでまた別の議論がありますが、硬貨と紙幣については「専用であることが伝わっていない」ことが事態を助長していると言えそうです。


【診断】

専用であることを状況から判断しなくてはならないことから「表示失調」と診断します。表示としては軽微なことですが、間違って入れた場合の影響が小さくないことが問題と言えるでしょう。


【処方】

では、処方です。
専用であることを伝えます。


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