こんにちは!
桜が開花しはじめましたね。さあ、と街に出かけてみましたが景色がぼんやりと滲んでおります。春霞にしては随分とぼやけるなぁと思いましたら、ものもらいになっておりました。(笑
さて、ダメマシンはしっかりと見て行きたいと思います。今回の症例はこちら、JR桜木町駅のホームへ登るエレベーターです。
エレベーターは以前、品川駅の構内や病院内のもをご紹介しましたね。シンプルな装置のはずですが、ダメ出しされてしまうことが多いようです。
ダメマシン21【ホームへ登るエレベーター】
駅構内の改札のある地上階とホームのある上階を繋ぐエレベーターです。
詳しく見て見ましょう。
1:操作の誘導(階ボタンを押す)
2:表示(停止階の指定)
3:表示(開閉操作)
停止階は2つしかなく、操作もそれ程複雑ではなさそうですが、3ヶ所の追加表示がされていますね。なぜでしょう。
ダメ出し(テプラ)を一度剥がして見ます。
「↑」「↓」で停止階を指定するようになっています。上に表示が追加されていることからここがポイントと捉えて良いでしょう。厳密な言い方になりますが、今自分のいる場所と行きたい場所の空間的な関係性をイメージしないと理解出来ない表示です。
(私はエレベーター内の上部にある行き先を表す表示で確認しました。)
ホームが上にあるのか下にあるのか、そのちょっと考える時間を「煩わしい」と感じる方もおられるかもしれませんね。
また、全てのボタンに方向を示す記号が使われています。
それぞれはそれ程不自然ではないのですが、意味あいの異なるボタン(階の指定と開閉操作)で、均一に並べられることで微妙な間が出来てしまいました。
ここで、「エレベーターの階指定」の例を見て見ましよう。
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