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毎年末、何かきれいなものを求めておりますが、今年も昨年に引続き小さなクリスタルを手にとりました。
その時ちょっと気になりましたのが、「こちらは幸運の○○」「来年のラッキーカラーの○○」という売り口上です。
以前から増えたなぁ、とは思っていたのですが、高額消費財の売り場にも遂に進出したのですねぇ。
商品への直接的な言及は、そのままでは売れないということを暗示しています。(それでも売れることが正義であるチャンネルはありますし、売れる売れないではなく売るのが商だ、という姿勢にも共感しますけれど)
こういう口上を慎重に排除する事がブランドを高めるものだと言う考えでは売れないのかもしれませんが、ちょっと残念な気持ちになりました。
今風に言えば「接続価値」の繋ぎどころに違和感を感じたのかも、、と思い返しますと、他のブランドもそちらの方(自己言及による神秘性の獲得)に舵を切っている時代なのかもしれません。
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