ロボットのOSは日本語が最適?
2013-05-27


昨日、企業に派遣されて外国人に日本語を教える仕事をされている方から「日本語は場面型言語」というお話を伺いました。
同音多義が多く助詞により意味が変わる日本語は、「場面」で捉えることで判りやすくなるそうです。いわゆる文脈依存型の言語と言う事なのだと思いますが、「文脈」ではなく「場面」でというのが実践的なのでしょう。
(検索では見当たりませんでしたから、その方の造語かも知れません)

話は飛びますが、人工知能の難題に「フレーム問題」というのがあります。無限に考えられる状況から最適な選択肢を選ぶのは時間が掛かってしまうため、有限の状況(=フレーム)を用意するが、最適なフレームを選ぶにも時間が掛かる、というものです。

人とシステムのUIのひとつの完成系としては、やはり言語によるコミュニケーションだと思いますから、状況把握を前提とした言語でOSを作ると面白いのでは?

・・「場面型言語」という言葉を伺って、素人の思いつきではありますが、そんなことを夢想しました。

WIKIPEDIA:フレーム問題
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