禺画像]
驚きました。
「一般的には紙の本の方が良いと思われているようだが、実は電子端末で読むことの方が情報処理の観点においては優れていることが実証された。驚くべきことに、高齢者にとって紙の本よりもiPadで読む方が3倍速く読むことができることも明らかとなった。
この発表はドイツのヨハネス・グーテンベルク大学マインツのStephan Fussel博士を中心とした研究チームによるものである。
(略)
実験データによると、若者の読書スピードはどの端末でもほとんど変わらず、高齢者に限ってはiPadを使ったときに他と比べて3倍も速く読むことができていた。また、Eインクリーダーと紙の本では、ほぼ読書のパフォーマンスは変わらないという結果が示されたにも関わらず、被験者の大多数が紙の本の方が快適だと答えたという。」
だそうです。
私自身の実感としては、読書体験としてはEインクリーダーが一番快適で、タブレットは重くて環境(光)を選ぶのが難点でしたので、この結果は意外でした。
整理しますと、、
・読書のスピードは若者(定義未定)では差がない
・高齢者においてはiPadが3倍速い
・Eインクリーダーは本の快適さには敵わない
・ほぼ全ての読者が紙の本を好む(リンク先記事より)
・上記の傾向に自覚はない(リンク先記事より)
ここから先は私の推察、推測ですが、、
・嗜好や快適さとパフォーマンス(スピード)の相関は低い
・読書パフォーマンスは端末のレスポンス性能との相関が高い
・慣れ親しんだメディア(紙の本)であることが快適さに寄与
さらに、、
→どの端末も長期間の使用体験により、その端末への愛着が生まれれば快適かつパフォーマンスの高い読書が可能
→Eインクはレスポンスの改善により、快適さを獲得する可能性
→液晶はアウトドアや暗い中での見やすさの改善により、快適さを獲得する可能性
つまり、、
→Eインクはレスポンスが改善されなければ淘汰の可能性も
UIにとっていかにレスポンスが大切なのか、改めて認識しました。
WIRED記事 研究結果:高齢者はiPadでなら3倍も速く読める!
[URL]
セコメントをする