「美術が扱うのは本質ではなく、表面だ」 会田誠
2012-12-25


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同い年の天才、会田誠の個展を観てきました。
こちらは写真撮影可能な「おにぎり仮面」の巨大な彫刻「考えない人」という作品です。

氏は「巨大フジ隊員VSキングギドラ」という大きなセル画や、「紐育空爆之図(にゅうようくくうばくのず)」という襖絵が有名ですが、私は沢山の少女たちがジューサーミキサーの中で撹拌されている「ブレンダー」と、がらくたを集めたような無節操さが始めに印象に残りました。

出世作となった「犬」シリーズは残酷さと無邪気さの対比が痛美と思うのですが、その画力だけでもじっと魅入ってしまいます。
その画力と散らかった作品群(散らかった状態を望みます、との弁も)と氏の言葉から、返って本質のようなものがちらちらと見え隠れしている、、そんな気がしなくもありません。

「本質と表面」の本当の処は判りませんが、対比の面白さと技量の確かさの表層的で美しいバランスは見ていて飽きませんでした。

森美術館で3月31日まで
会田誠展:天才でごめんなさい
[URL]

(それから新作が二点ありますが、その二つ目はなんと「電信柱とカラスの屏風絵」欲しい!と唸ってしまいました)
[言葉]
[アート]

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