向田直幹著「ヨーロッパのかたち」という写真集を見つけました。
1984年刊行とありますから、まだEUになる前のちょっと昔、日本の多くが憧憬をもって欧州を見つめていた頃の「ヨーロッパの日常」の造形物を集めたものです。
街灯とその落とす影が、いかにもらしいです。
煙突にもお国柄が。
標識も興味を惹きます。
「街灯・道路標識・電話ボックス・ポスト・くずかご・ベンチ・煙突・紋章・レリーフ」、、とかなりマニアック!残念なことに「電線」はありませんでしたが(笑)
しかし時代掛かっていても、驚くほど陳腐化していないのが改めて考えさせられますね。これは掘り出し物でした。
東銀座駅近くの古書店で、なんとなく予感がして向けた視線の先にありました。こういう事も買物の醍醐味ですね。
セコメントをする