忘れよう
2011-08-31


昨日、ITによって表れてくる「近い関係」に、日本の古い価値観が見え隠れすることを書きましたが、大きく違うなと感じることも沢山あります。

例えば「人の噂も七十五日」「水に流す」「時間ぐすり」という言葉があります。これらは忘れる、変化すると言うことが社会的振舞いの中で自然なことを表していると思います。
しかしITの記憶はいつまでもセンセーショナルに残ってしまいますから、積極的に忘れる仕組みが必要になるでしょうね。かつては瞬間的に消えてしまうことの方が問題視されていましたが、今はその逆になりました。
「忘れる」これからの大きなサービステーマになるかも、、そんなことを夢想しました。

いつでも気軽に古い記憶にアクセス出来る状況はもしかしたら暮らしにくいかもしれません。もっとも、大人になる過程で、記憶すら曖昧なはずの成長期の自分をつぶさに再記憶する機会の多い人たちはどうなのでしょうかね?気になるところです。
[感覚]
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