FreeForm拝見
2011-07-07


9日までビッグサイトで行われている「教育ITソリューションEXPO」で、話題の触感デバイスモデラーFreeFormを拝見!

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ペンタイプの入力装置は、3Dデータの表面が「触感」でフィードバックされるので、粘土をなでるようにならしたり、発泡材を掻き落とすように削ったり、メタルのメッシュを引っぱるように面を出し入れしたり出来ます。

感触は「スタイロフォーム(細密発泡のプラスチック材)をガラスの丸棒でなでる」ような感じがしましたが、これは個人によって変わるかもしれません。触感については、実際に素材に触っているツールとそのメタファー毎に変化するといいなぁと思いました。例えば平滑化するツールは粘土の粘りを感じ、削る時は材料が硬くてツールの滑りを感じ、表面を引っぱるツールは応力を感じたり、、。それでもこの触感は暫く触っていればなれていくのでしょうね。
その名の通りフリーハンドでフリーなフォルムが作れるのはもちろん、平面にそってベジェラインを引いたり、表面にテクスチャをかけたり、イラストレーターのデータで三面図の立上げができたりと死角なし、とっても魅力的ですね。欲しいです!

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データは色情報を持たせられ、カラープリンターで出力出来ます。


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カラー3Dプリンター。石膏の粉を積層する接着剤にカラーインクを用いてカラー表現がされているとか。なるほど。

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ケイズデザインラボの神田さんによるFreeFormのデモは大人気。
神田さん、ありがとうございました!

ところで、教育現場でのITソリューションの展示会は、電子白板とネットとの繋がりがビジネスとして目立っていましたが、「創造的刺激に溢れる」という意味で、このFreeFormと3Dプリンターのシステムを子供たちに渡してみたいと思いました。
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