洛中高岡屋 工房拝見
2010-12-17


先日のインテリアライフスタイル東京で知り合いました、京都の座布団の老舗「洛中高岡屋」さんの工房を見学させて頂きました。

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裁断。
職人さんが裁ちばさみで一瞬にして裁断してしまいます。(速過ぎて写真に撮れませんでした)

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縫製。
唯一導入された機械がミシンだそうです。

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綿入れ。
たっぷりの綿を簡単そうにススっと入れてしまいます。角のすみずみまで綺麗に入っていました。簡単そうでとても難しい作業だそうです。

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絎けり。
くけり、と呼ばれる仕上げ工程です。後で綿が詰め替えられるように手縫いで
仕上げます。この仕上げ縫いを「絎ける」というそうです。
中心に糸を通して綿の偏りを防ぐとともに、デザインのアクセントにも。

完全手作り、しかも京都のど真ん中で作られています。凄いですね!
一時期、採算からこの工房を締めかけたそうですが、この手作りだけは残されました。その甲斐あって、今では高岡屋さんの看板商品を支えています。
社長いわくこれこそ「宝物」だと。確かに、掛替えのないものですね!

ご案内して下さったSさんは、話が速くセンスを感じさせる方で、こういう若い方がいらっしゃるのも強みだなぁ、と思いましたです。

Sさん、ありがとうございました!
ぜひ新しいデザインに挑戦して参りましょう!
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