ルーシーリー展 バーナードリーチへの手紙
2010-05-21


新国立美術館で行われている、英国女流陶芸家の「ルーシー・リー展」を見てきました。
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全作品の美しさについてはもちろんですが、中でも多作なこと、出会いを育んだこと、そして晩年の作品の素晴らしさに感動しました。

彼女は戦争が近づき、ユダヤ人であったためにウィーンを追われて英国に亡命するのですが、その時英国の陶芸界の重鎮であったバーナード・リーチにはじめは批判され、後に支持され、最後まで絆を深めたそうです。

亡命後の手紙が残されていました。
「ヒトラーや難民問題やお金を稼ぐ必要以外に重要なものがあるのだ」
陶芸への情熱を思い出したと書いた手紙です。88歳で倒れるまで作り続けた情熱の原点なのかも知れません。

ぜひ、その作品と情熱を留めたメモや手紙をご覧になって下さい!

ルーシー・リー展
 新国立美術館
 2010.6.21まで
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[出会い]

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