壁を楽しむ
2010-04-20


唐突ですが、旅先で見る各地の壁が好きです。
下の写真は無名なものばかりですが「ベルリンの壁」「嘆きの壁」など有名な壁もありますね。

ローマ時代の壁。
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弾痕残る石積み。
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苔むす土壁。
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さて、どなたもご興味はないと存じますが、、「壁」の楽しみ方について!

1)存在を感じる
存在を感じさせないほど透明なもの、近づくのも拒否するようなもの、威圧するようでいてやさしいもの、恐怖を感じるもの、安寧を呼ぶもの、、さまざまに感じてみましょう。

2)色、素材をみる
一歩近づいてみると、荒々しい風化や、手仕事の跡が感じられたりします。その場所で積み重ねたものが独特な味わいとなっていることでしょう。

3)響きに耳を傾ける
近づいていく足音や会話の声が、その壁にどのように響くか感じてみましょう。思いもかけない音が、ありえないような静けさがあるかもしれません。

4)手触り、温度、湿気を感じる
許されるなら触ってみましょう。すべすべしていたり、暖かかったり、、見た目とは全く異なる表情を感じる事が出来るかもしれません。

5)壁の中を想像する
ここまで感じる事が出来たら、壁の構造や厚さまで想像してみましよう。正解を求めることより、そこに何か秘密がないか探ってみましょう。

5)壁の向こう側を想像する
向こう側を想像するのも楽しいことです。あとで確かめてもいいですし、確かめられなくても想像をかき立てる何かがあればいいですね。

6)年月を思う
その壁や立地に歴史的な背景があるなら、その歴史を壁の前で遡ってみましょう。壁が想像を広げる切掛になるかもしれません。

※よじ登っても見たいのですが、ほとんどの場合許可されていませんので、それは自粛しましょう(笑)

旅情が募っております。。
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