電子書籍
2010-02-18


キンドルが成功して、春にはiPadが登場します。
キンドルは50代に最も売れていると言いますから、一時のブームではないものを感じます。
日本での電子書籍が始まるのは色々と課題があるのでしょうけれど、いずれそうなるのは間違いないでしょう。

本が好きですので、出版業界の縮小は心傷めるニュースです。電子書籍は救世主というより破壊者として紹介されることも多いようです。音楽業界で起きた事が出版業界にも起きる、と言われていますね。
でも私は、電子書籍によって絶版したものや売れ筋以外の本も売られるようになるでしょうから、「読みたかった本が読める」ようになるのは、ユーザーにとっては素晴らしいことでしょう。この点だけでも私は電子書籍に期待しています。

それから、「所有したい」という気持ちは根本的なものですし、紙をめくったりインクの匂いを感じたりといった五感での経験は豊かなものですから「本」自体は残っていくでしょう。
ネットやCD販売で人気の作品が満を持して出版される、というのが一般的になって行くのかもしれません。
[感覚]
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