トンパ文字
2010-01-15


我が中国茶の師匠から雲南省のお土産を沢山頂きました。

その中の一つ、トンパ文字のチャームです。
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トンパ文字、日本でも一時期流行りましたのでご承知の方も多いことと存じますが、雲南省に住むナシ族のトンパと呼ばれる特別な立場の人に伝承された象形文字です。
象形文字のひとつとされていまが、トンパが自ら作りだすことも多く他の文字のように整然と並べたりしないトンパの書は絵そのものの様です。
江戸時代の案内看板や瓦版に漫画で意味を表したものがありますが、あの大らかでユーモラスな雰囲気に通ずるものを感じます。

以前、トンパの思考をなぞりたくていくつかの文字を創作したことがあります。
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「時間の始まりと終わり」という強引な、でも東洋的な世界観をイメージした「史」です。

師匠はだいぶ観光化されたとおっしゃっていましたが、日本の田園風景に似ると言うナシ族の土地は何時か一度旅してみたい所です。
[造形]
[アート]

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