サインとアイコン
2009-09-17


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オランダスキポール空港のサインです。

良く考えられたターミナルと判りやすいサイン、長時間の滞在でも居心地よく過ごせるように配慮された施設、便利な都市交通との連携など、世界の見本と称されていますね。
何回か利用していますが、確かに不案内な日本人の私でも安心して過ごせる空港で、疲れていてもほっと安心感のようなものを感じられて好きな所です。

そのサインは、評判通りすっきりしているのに特徴がある、機能性の高いものです。
その機能性は、サインの描画手法だけではなく、サインとして何を表すべきかが計画されているからでしょう。ターミナルが合理的なため、少ない情報だけでも正確に伝わるということも幸いしているでしょう。

このサインのような、機能的ですっきりしていて、でもちょっとおしゃれなアイコンを、機器のUI画面に採用しようとすると、意外とハードルが高いです。とてもチープに見えてしまい、商品としての価格価値に見合わない、と見えてしまう事が多いからです。
それは「操作画面」という媒体の特殊性なのでしょう。また、静的なサインと動的なサインに感じる私たちのリアリティの差が、相当にあると感じています。
とはいえひとつの理想形ですから、機会があるごとに意識していきたいと思います。


Schiphol International Airport
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