)に同じメーカーの別機種がありましたが、ここでも赤いボタンは「取り消し」でした。
ではbはいかがでしょう?
この場所はショッピングモール、ホテル、事業所が同居する複合施設で、様々な割引サービスの対象となっています。うっかり割引サービスを利用しわすれて損してしまった、と言う方なら精算をやり直したくなるでしょう。
とても高額な駐車場ですから、諦めがつかずに精算をし直したいと訪ねてくる利用者が多いのかもしれませんね。
【診断】
推察bを前提にしますと、運用上の都合ではありますが、表示が不足している状況になっていますので「表示失調」と診断します。
【処方】
では処方です。
表示の不足を補います。
処方01:表示追加
運用上の注意書きを大きく表示し、他の追加表示は適切に行います。以下の様にすると良いでしょう。
・宿泊者への注意書はそのまま用いる。
・精算のやり直しを行いたい利用者への注意書を大きくする。
・通常の精算の取り消しの表示は残す。
・他の誘導、表示はそのまま用いる。
精算を済ませた駐車券に対する注意書きとして大きく掲示します。この時、通常の取り消しが出来るよう、赤いボタンの横の表示は隠さない方が良いでしょう。
他の追加表示は現状で問題ないと考えます。
ところで、ETCカードを利用した駐車場精算は何故増えないのでしょうね。事実上のデファクトスタンダードですし、駐車券も不要になり、割引サービスのし忘れも無くせると思いますけれど、、これはまた別の機会にでも。
セコメントをする